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  • 新井キャット

不動産市場の現況

更新日:2020年7月9日

2020年も早や2月、時が過ぎる速さがここのところ加速されているように感じるのは私だけでしょうか?


久しぶりに市場のお話です。ここのところ不動産市場は少しだけスローダウンした感じがあります。数字から見てみますと2019年12月末時点のデータでは中間価格は累計で410000ドル(前年度400000万ドル、上昇率2.5%)で平均価格の方は2019年度459200ドル(前年度452400ドル、上昇率1.5%)となっており消費者物価指数が2.3%の上昇であったことを考えるとほぼ上昇が止まっている感じです。新規で市場に出る物件の数は減る傾向にあり売れるまでの期間は2019年12月度64日、累計では56日(前年度48日で上昇率17%)となっており相変わらず物件数は少ないものの売れるまでの期間は伸びている、という特異な市場です。2018年度までは買い手間の競争率も高かったのですが現在は物件数は少なくても競争でせり上がるケースは減っています。地域的にはダウンタウンに近いエリアは価格が上がったためスローダウンしており現在伸びているのはもう少し買いやすい価格になる少し離れたGreshamやHillsboro、Columbia郡Yamhill郡といったエリアです。


一方ローンのレートは低いまま推移しており30年ローンで4%を切る魅力的なレートが続いています。日本やヨーロッパで見られるようなマイナス金利にはまだまだですが、トランプ大統領は昨年9月に連邦準備銀行は利子をゼロかそれ以下にするべきだ、と発言してプレッシャーをかけておりこのまま低い水準が続くとみられます。


消費者心理を大きく左右する株式市場の方は現在かなりバブル感がありますが一般市民にとって株はリタイヤ用のさわれないアカウントのみという方が多いのであまり実感はないのかもしれません。株でひと儲けに成功なさった方はそろそろ実体のともなう不動産などに投資されるのも一案です。


長期的な観点ではポートランドエリアは相変わらず西海岸の大都市のなかではそこまで高くなくてカリフォルニアやシアトルエリアから引っ越して来る方たちにはまだまだ魅力のある都市であると思います。連邦政府の税制が変わり年収から差し引ける州税の額に限度ができた(詳しくは税理士さんなど専門の方にお聞きください)ため税金が高いカリフォルニア州からは流出人口が増えているそうです。またポートランドエリアには市街化区域(UGB)という枠がありますので開発できる土地は限られており、需要と供給という視点からも長期的な上昇は見込めると思われます。



購入を考えておられる方にとっても売却を考えておられる方にとっても現在の市場は2018年ころまで見られたペースの早い市場よりも少しだけ落ち着いた市場に推移してきておりますので少しはストレスが軽減されているのではないかと思います。ご質問などおありでしたらどうぞお気軽にお問合せください。

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