3月時点でWHOはCOVID19の死亡率を3.4%と予想しておりましたが、まだどれくらいの割合の人が罹患しているかわからない状態の数字でした。最近のCDCの発表では本当の死亡率は0.26%くらい、となり症状のある人の死亡率でも0.4%ということです。またこの数字には肺炎など他の病気が主因で亡くなっている人も多数カウントされているそうですので実際の数字はさらに低いような気がします。
そんななかでも色々な制限が続き、様々な経済活動がスローダウンしてしまっているのは非常に残念に思います。オレゴンでもものすごい数の人が失業してしまいました。悲しいことに子供の虐待、鬱、自殺、自殺未遂、などがとても増えているそうです。また自由いっぱいに遊んで良いはずの子供たちにも恐怖感を植え付けてしまったことも残念でなりません。
オレゴン州政府の出した条例はこの国の憲法に違反する、という判断がすでに裁判で出ています。アメリカという国は特に自由と個人の権利を重んじる国ですが、そこに至った経緯を考えても私たちはマスメディアや政府から聞くことを鵜呑みにするのではなく自分でリサーチして判断することがより一層大切になって来ていると実感します。多数あるこの国の主要メディアの90%はわずか6社がコントロールしています。世論操作しやすい、されやすい環境になっている、ということです。偏った意見や事実と違うことを主要メディアが一様に述べていたとしたらどうでしょうか?本当だと思ってしまう人が大半ですよね。今はつくづく真実がわかりにくくなっているので自分でよく調べて考え判断することが大事です。
ソーシャルディスタンスィングなどCOVID後の社会は大きく変わると言われていますが、どのような未来を子供たちの世代に引き渡せるのか、今大切なときにかかっていると思います。目減りしてしまった自由や人権、個人のプライバシーなどをしっかり取り戻してあげたいですね。子供たちが恐怖心なしに心のままにハグしたりできるような環境に戻れますよう願います。
さてオレゴンの一番良い季節の到来です。自然と触れ合い、仲間や家族とバーベキューを楽しんだりして私たちが今まで当たり前に思っていた普通の夏が過ごせるよう祈っています。普通って素晴らしいことだったんですよね。
Comments